ある中堅会社の、新しい事業年度の「決起大会」に呼んでいただき、幹部の方々の「決意表明」を聞きました。200人程の社員の方々は熱心に聞いていらっしゃいまいした。
それぞの幹部の方々は、突然大声で「決意を叫ぶ」方とか、冷静にボソボソと語る方とか、泣きながら訴える方とか、個性が違っていましたが、真剣な姿勢は社員に伝わっていて、ちょっと感動しました。
そのなかでも、その企業のトップ(ちなみに女性です)の方針発表には、本当に驚かされました。
一般社員よりも管理職に向けたメッセージが中心で、曰く、
「これからは新しい会社に入ったつもりでやったほしい」
「朝来て、(たんたんと)同じ仕事をこなし、帰ることは禁止です!」
「部下からみてカッコいいと思わるような管理職になってほしい。」
「人罪(人財・人在・人罪の3類型の最下層)の放置は許さない。」
すばらしく中身の濃いスピーチで、大袈裟ではなくほんとうに勉強になりました。
こういう話を聞けるのは、役得です。
ちなみにこの方は、思いっきり社員と向き合って、時間を割いて面談を繰り返しています。
伸びていく会社の経営者は本当に「考え抜いて」いますね。
経営コンサルタントとしては、そんな経営者に負けないように、知見・経験を深めて、役に立つ仕事をしないといけないと、ひそかに決意をした1日でした。