経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

近所のレストランからのメール配信

東京では、また緊急事態宣言が発せられ、飲食店が休業を余儀なくされています。

早く通常営業してお酒を提供してほしいですね。

 

さて、近所のいくつかあるレストランの中で結構気に私が入っているのが、家族的なイタリアンのお店です。

ここも現在は、お酒を出せないこともあって、休業していますが、

テイクアウトに力をいれており、固定客が多いので、

注文して受け取りに来るお客さんで店頭が込み合ったりしています。

 

どうしてそこまで固定客がいるかといいますと、

もちろん、訪れた時の味や雰囲気が良いからですが、

常連づくりがうまいというか、常連であることの満足感を高めるように、

お店のスタッフが工夫しているからかと思います。

名前をちゃんと憶えているとか、前に来た時の注文内容や話題をメモしていて、

さりげなく(おおげさに言うと)優越感を味わえるような感じに持って行ってくれてます。

 

このレストランで、いったん会員登録すると、メールとか、はがきとか、やたらと届きます。

そのほかにもfacebookでも、youtubeでも発信しています。

会員価格での割引とか、専用メニューとか、かなり細かくプッシュしてくるのですが、

受け取る側はそんなに嫌ではありません。

 

以前のメールマガジンでは、シェフのイタリア修行の苦労話を面白おかしく書いていました。

また、店の成り立ちや、大変だったことなどについてyoutubeで触れていたりします(再生回数は少ないですけど・・・)。

やはりスタッフさんのパーソナルな部分まで知っていると、親しみが湧き、応援したくりますね。

とても参考になります。

 

昔はネットでのマーケティングは、営業対象が広域の事業に限られていましたが、

ローカル主体の飲食店でも有効になってきていますね。