2019年2月以降は既存店前年比がずっと70%台です。そして8月の既存店前年比は64.8%でした。
なかなか厳しい数字です。
出店しすぎて自店同士の競合が激しくなったということですが、「飽きられた」というのも事実なんでしょう。
で、先日の「ガイアの夜明け」を見ていたら、
社長(ペッパーフードサービスの一ノ瀬氏)の鶴の一声で、対策として
「オイスターとステーキの店をやろう」ということになって、赤坂に早速店舗を出したが、
まだ上手く行っていないという、中間報告をやっていました。
社長の出店の理由というのが、「オイスターとステーキという業態が世の中にないから」ということでした。
それだけ聞くと、そんなの単なる思い付きでしょ、いくら業界経験が長いと言っても・・・
と突っ込みを入れたくなりますよね。
番組の中で、その赤坂店の苦戦が伝えられても
「今までのお客さんを切るんだから、いったん売上が下がるのは当たり前」というようなことを
言っていました。
なかなかすごいというか(老害と紙一重というか・・・失礼!)。
で、何がいいたいかと言いますと、
創業者ががんばっている中小企業(中堅企業を含む)でのガバナンスって必要なんだろうか?
ということです。
ESGとかってよく聞きますけど、そんなことより成長して、世の中に「どうだ!」っていうのが
ベンチャーっぽくて好きです。個人的には。
創業者の才覚で伸びてきた会社は、創業者=会社ということですが、
そこに第三者委員会的な、あるいは社外取締役的な(あるいは従業員参加的な?)ガバンス改革をやったら
どうなるんでしょうね。
などと考えていたら、先日のZOZOの前沢(元)社長の株式売却と引退というニュースを聞きました。
批判はあっても前沢氏の功績を否定することはまずできないですよね。
起業家として創業者として立派なことをやったと思います。
これからは普通の会社になってしまうんでしょうか。
ペッパーフードサービスとともに今後に注目しています。