インスタを眺めていたら、「2022年版将来性のある仕事」のランキングがあり、その1位はITエンジニアでした。2位はデジタルマーケティング・Web広告関連の仕事です(ちなみにコンサルタントは5位と健闘しています)。
要は「デジタル人材」ですね。
本日の日経にも「旭化成、デジタル人材を10倍2500人に」という記事がありました。
「JFEスチールでは24年までにデータサイエンティストを600人まで増やす」、「NECでは25年度に1万人(20年度の2倍)まで増やす」とも書いてあります。
昨年の話ですが、ある地方の有力中堅企業の社長から、「デジタル人材がどうしても欲しいが、なかなか難しい。スピードがいるので、ITベンチャーを丸ごとM&Aしようかと思うから、候補があれば紹介してほしい。」などと頼まれたこともあります。
なかなか、そんなにうまく該当するベンチャーはないので、そのまま時間が過ぎていましたが、先日お聞きしたら、複数の人材紹介会社を使って努力したところ、デジタル人材(SE、映像関係、ECの経験者など)を数人中途で採用できたとのことです(採用担当の方、おつかれさまでした)。
ちょっと驚きましたが、Uターン組(や地方で働きたい人)も多いようです。
東京で中途でデジタル人材を採用しようとしたら、本当に大変です。
実際に私が役員をしている中堅会社でシステム関係の人を募集しても半年以上も埋まりませんでした。
(システムの責任者が高齢化している会社も多いですね。もう完全にその人しかわからない状態になっています・・・)
大都市には、対象人材も多いですが、先ほどの日経の記事のように、引っ張りだこの状態です。
その点、地方の方が、うまくいくのかもしれません。
別の地方の会社でも、IT人材の採用に成功した例を聞きました。ピカピカの大卒に限らない方が上手くいくとのコツも教えていただきました。
地方に工場や拠点のある会社は、そちらでIT人材が活躍できる環境を用意するというのもありですね。
弊社のクライアントにも、地方の工場に併設して結構な規模のITセンターを設けている会社があり、採用もうまく行っているようです。