今日から沖縄に来ています。
目的は、企業立地の調査です。
沖縄は、日本では珍しく人口が増えています。
出生率も高いようですが、本土からの流入のインパクトが
かなり大きく、元気な県です。
しかし、他の県に比べて、雇用を吸収する産業がないので、
若年層の失業率が高くなってしまっています。
それゆえに県では、企業誘致に非常に力を入れています。
本日は、県庁の方々にお世話になって、
中城港湾新港地区工業団地の特別自由貿易区に
連れて行っていただきました。
この団地は、港湾を含むインフラの整備が進められている上、
関税や消費税が一部免除されているほか、
法人税等もかなり優遇されています。
雇用に対する補助金も充実してます。
IT企業の誘致も盛んに行っているようですが、
コールセンターの立地がかなり進んでいるようで、
これはややIT産業の概念の拡大解釈かなと思いました。
(雇用の吸収にはなりますが・・・)
県内の需要がなにしろ小さいため、
本土かワールドワイドの視野がないと
なかなか進出は意味を見出せないところがありますが、
通信インフラが進化した今となると、
人材は豊富ですので、コールセンターだけでなく、
ソフトウェア開発や設計業務の基地として沖縄を考える企業が
あるとこも頷けるところです。