弊社での社員の新規採用を考えていた今年の正月に
たまたま「ザッポスの奇跡」という本を読み、
人材採用について考えさせられました。
皆さんご存知かもしれませんが、
アメリカのネット靴店でZAPPOSという会社があり、
成功して、アマゾンに買収されていますが、
このザッポスでは、ワークライフバランスなんてくそ食らえで、
顧客のための「超・サービス的人材」が集まるようにする
仕組みを大事にしています。
たとえば、
採用面接をクリアして、4週間続く研修プログラムの第2週を終えた
新入社員に対して、2000ドルの「採用辞退ボーナス」を提供する「オファー」があり
その中身は、入社辞退を申し出た社員に対して2000ドル渡すというものです。
そうすることで、ザッポスカルチャーになじめない新入社員、
あるいは、ザッポスカルチャーに対する思い入れを持たず、
ただ「お金のために」働きたいと思っている新入社員を
あぶり出し、排除する仕掛けとして注目をされたとのこと。
これには驚きました。
何事も徹底すると強いですね。
また、同社では「じっくり時間をかけて採用して、
会社に会わない人は即解雇する」ということです。(本当かどうか確認していませんけど)
「企業文化が大事と決めたら、その姿勢をとことん貫いて、実践していくことが必要です。
リーダーが断固たる態度を取らなければ、社員はついてきません」
とは同社CEOの言葉です。
実際は、この通りには行かないことはわかってはいますが、
なかなか考えさせられますね。