かつて私が仕えたコンサルティング会社のトップは
社長(後継者)は、営業・金・人事を握れば社内で強いと
語っていましたが、これは名言であると今でも思っています。
社内を押さえるためには、この3つを掌握すればよいとして
それでは、会社の存続や発展を考えたときに
社長自身が、この3つとも強くないといけないか?
といいますと、必ずしもそうではないかもしれません。
もちろん最低限のことは押さえておくことが必要ですし、
目をそらしては絶対にいけないのでしょうが、
他の幹部や外部ブレーンを活用すればよい部分も多いです。
何が言いたいかと言いますと、
社長自身が得意なことをことに注力することが
結局は会社の存続や発展にとって大事なのでしょうね
ということです。
経営戦略的に言いましても、
会社の「弱み」の克服を最低限しつつも(外部資源で補完しつつも)、
「強み」を伸張するほうが、会社の発展にとっては
重要であることが多いです。
社長の強み=会社の強みである状態にもって行き
社長が得意なことをやることが
会社にとっても、社長にとっても
一番良いのではないかと最近、とみに思っています。
ところで、社長の得意なことってなんでしょう。