ギリシアがユーロを離脱するかもということで
株式市場は惨憺たる状況になっています。
アメリカ経済の回復とか
日本企業の業績の向上とか
関係なく毎日毎日よくもまあ下がりますね。
ギリシャが世界経済に占める割合とか関係なく、
恐怖が市場を支配したとき
これに敵うものはないのでしょうね。きっと。
リーマンショックのとき、正直に言えば
私は、冷静に考えれば早期に実体経済は立ち直ると
思っていまして、この「恐怖心理」のパワーを軽視していました。
今回はどうなるか正直わかりませんが、
恐怖心理は侮らないようにしようと思います。
さて、経営改善が必要な会社も
会社がつぶれそうだという「恐怖」がバネにならないと
急激な方向転換を図れないことが、多々あります。
経営トップに恐怖心や危機感がないということは
ないのでしょうが(そうでもない人に良く会うのですけど・・・)
もし恐怖心が相当なパワーを持っているとすると、
どうやって経営幹部に、現実的な感覚として
恐怖心をもってもらうか、についてはかなり工夫の余地がありますね。