日曜日からインドネシアのジャカルタに来ています。
クライアント企業の社長とともに進出の可能性調査です。
近年、日本企業の進出が盛んなインドネシアは、
日本の倍の人口があり、その40%が20歳以下となっています。
日本車のシェアはなんと95%超で、
昨年は110万台売れたらしく、町を走っている車はほとんどが新しくきれいです。
昨日は、昼はローカル財閥の社長とお話をさせていただき、
夜は現地駐在の日本の大企業の方々を食事をしました。
市場の成長が背景にあるためか、ともかくエネルギッシュで
とても刺激になりました。
話はややずれます。
ジャカルタでは、渋滞がひどいため、市内の中心に車で向かうためには、1台に3人以上乗っていなければ罰金を取られます。本人と運転手を含めて2人しか乗っていない場合、罰金を避けるため「乗り屋」という道で手を挙げている人を100円払って載せていきます。彼らはバスで郊外に30円で戻ってくるので、1回70円の粗利が確保できるようです。
また、テロ対策のため、ビルやホテルや商業施設では、必ずセキュリティチェックがあり、車のチェックと持ち物を機械に通すことが求められているのですが、これが全く「アリバイ的」で、係りの人たちは何にも見ていないので、地元では単なる失業対策ではないかと言われているようです。
とまあ、政府の規制を巧み(?)にかわしていく人々の逞しさを、町に流れるコーランの声とともに感じました。