経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

開店の基本はサイレント

やはり数年前の話です。

知っている方が大々的に飲食店をオープンするということで

開店初日に呼んでいただきました。



立地もカッコいいところで、

外観・内装ともに凝っていて、

さすが○○さんと思っていました。



ところが食事・サービスともにかなり今一つでした。

いろんな意味で準備不足が目立つのです。



スタッフの人数はそこそこいたのですが、

不慣れな感じが漂っていました。

呼んでもなかなか来ませんでしたし。



食事もなんだか「玉成」されていない感じです。

野心的なメニューでしたが。

トイレも最新鋭すぎて使い方がわかりませんでした。

説明もなかったです。(これは他の方もおしゃっていました。)



失礼ながらそんな具合で印象が悪かったので

知り合いのお店なのにもう一度行こうという気がしませんでした。



新規店舗を開店するときは

大々的に宣伝するのが常識かもしれませんが、

中小企業や個人の場合、準備不足でなんとか開店にこぎつけているので

大勢お客さんが来てしまうと対応できないことが多いように思います。



一度行って、不満があった店にもう一度行きたいとは思いません。



ですので、中小店舗の開業はまずはひっそりスタートして、

少数のお客さんを相手にしてオペレーションを確実なものにしていき

まずまず自身がついたら

大々的な宣伝を始めるほうが良いように思います。



本日の結論:中小店舗の開店の基本はサイレントでお願いします。