先日、銀座のブランド店を「ひやかし」で覗いていましたら、
なんだか、お店のスタッフの方々が、どうもパッとしない印象でした。
お高いブランド店にしては、スタイルにしても、美人度にしても。
(失礼な感想で、すみません。お値段がお値段なので・・・)
その理由は、なんだろうと考えていたのですが、ある人と話をしていて、
どうやら「語学重視採用」だからなんではないか、という仮説に至りました。
これだけ外国人のお客様が多いので、ともかく英語や中国語が話せる人が必要なわけです。
別に「語学の強い人」と「パッとしない人」という相関関係はないとは思いますので、
この仮説は弱点を抱えていますが、今の時流を捉えていますよね。
(すごい美人で語学もできる人をお店のスタッフとして探すのはそれなりに大変ですし・・・)
私の事務所のある目黒駅近くを歩いていても本当に外国の方が多くなったという印象です。
以前は、中国の方ばかりの印象でしたが、
最近では本当に世界中から観光客がやってきているように思います。
今朝の日経の記事によれば、東京の百貨店は、外国人観光客の影響で相当にプラスになっているが、
地方ではそうでもないとのことです。
この夏に滞在した関東地方の旅館の方も、夏休みはさすがに日本人の方が多いが、
夏休み前は、外国人のお客様ばかりだったとのことでした。
ちなみに、この旅館は、国際的なツーリズムの団体に属していて、海外へのPRはばっちりです。
中小企業の生き残りを考えていくと、海外進出だけでなく、国内での外国人需要の取り込みが大事になってきています。
小売・飲食や旅館はもちろんのこと、卸やメーカーでもリテイルサポートとして顧客とともに取り組む課題になってきていますね。