経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

なぜラーメン屋ではなく、定食屋なのか?

連休中に、ラーメンで有名なある地方都市を訪問しました。



ガイドブックに載っているお店は、11時の開店前から行列ができており(ざっと数えて200人!)、これは無理だということで他の店(2~3店)も行ってみたのですが、やはりかなりの行列でした。



1時間は待つことになりそうだったのでこれらの店も断念し、仕方がなく、もうちょっとマイナーな店で数人待ちの上、ラーメンにありついた次第です。



味はまずまずでした。



街を歩いていて驚いたのは、ラーメン屋(たち)がこれだけ流行っているのに、ラーメン屋ではない店がいくつもあり、それらは閑散としていることです。



定食屋、ハンバーガー屋、カフェ、すし屋などです。



なぜ、流行っているラーメン屋を横目で見ていながら、これらの店はラーメン屋をやらないのか?

疑問でした・・・



もちろん、「ラーメン屋も休日しか流行っていない」「ラーメン屋でも流行っていない店もある」「ラーメン屋は競争がきつい」「ラーメン屋の流行は一過性だ」などの反論(言い訳?)もあるとは思いますが、



「先祖代々、定食屋だから定食屋を続けている」というのでは、ダメではないかと思いました。

文化としてはそれでよいのかもしれませんが、市場経済の主体としての行動ではないですね。



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ラーメン屋の話はさておき、「なんで我が社は今の業種なのか?」、「そこに拘る意味はあるのか?」をたまには冷静に考えてみる必要はあるのではないかと思います。



もちろん「儲かって」いれば別ですけど・・・



ほかに行くアイディア(自信?勇気?きっかけ?サンクコストからの解放?コネ?強み?)がないというだけでは、まずいですね。これは。