あけましておめでとうございます。
2017年が皆様にとって良い年となるようお祈り申し上げます。
私は、正月に箱根駅伝を見るのが結構好きです。
特別に応援している学校はないのですが、一生懸命走っている選手の皆さんには申し訳ないと思いつつ、酒を飲みながら、なんだかまったり見てしまったりしています。
「箱根」というのが、東京に住む人間にとっては、なんともよい響きなんですよね。
この大会は、「関東学生陸上競技連盟」主催の地方大会らしいですね。
ですので、関西の大学は出場できないとのことです。
さて、そういうわけで今年も、復路スタート前からテレビをつけて見ていましたら、
各大学ともに当日のメンバー変更が5人中2人くらいもいて、驚きました。
この大会に向けて、各大学ともに相当準備を進めてきたでしょうに、当日になって選手変更か・・・と。
コンディションがものを言うのでしょうが、勝つために非情ですよね。当日になって替えられてしまい出場できない選手は、さぞかし残念でしょう。まして4年生は、最後の大会なのに。
替えて失敗したら、「替えなければよかったのに」と監督は叩かれるでしょう。勇気があると同時に、文句を言わせないトップダウンの迫力がありますね。
そして、替えの効く選手層の厚さがあることの素晴らしさ。チームとしての強さ。
企業経営に参考になることが満載ですね。
①短期的に勝つことだけが大切ではないですが、結局は勝たないと生き残れません。そのために非情と思われても厳しい決断をトップがしているかどうか。流されていないかどうか。年齢・年次に関係なくベストな布陣で競争に臨まないと勝てないと考えるのが当然のはずです。
②この社員しかできない、という状態ではなく、他の人でもなんとかなる状態(選択のできる状態)を作り出しておくことの大切さ。やはり大企業・大組織は強いわけです。中小はどう戦うか・・・難しいところです。
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この瞬間にも、駅伝選手の皆さんは、抜きつ抜かれつの勝負を繰り広げています。
しばらくはテレビに見入ってしまいそうです。