経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

忙しい経営者の机のはごちゃごちゃでもよいか?

前回のブログのようにほとんど事務所にいない毎日が続くと、

たまに事務所に出ても机の上の未処理の書類や新聞や雑誌を整理する暇がなく、だんだん雑然としてきてしまいます。
私の場合、そうなってくるとそれだけでストレスがたまるんですよね。
(実は自分以外の人の机の上がごちゃごちゃしているのも嫌いです。)
 
事務所内では相対的に書類を置く場所も優遇されている私ですが、おかげさまで弊社もクライアント数が増えてきまして、一応全部の会社に関わる立場としては、各社様の書類が膨大になってきてしまいます。
まあ私が保存していなくても担当がいますので、一部の会社を除いてなんとかなるのですが。
 
以前は、「机の上が雑然としているような人は仕事ができない」と本当に思っていました。
金融機関勤めの時も、アパレル企業の幹部をやっていたときも、コンサルティング会社に勤めていた時も、必ず机の上を整理してから帰宅していましたので、いつも机の上はきれいに何もない状態でした。
そうしている人の方が仕事ができると思っていましたんで。
またそんな風に褒められることもありましたし。
でも時間に余裕があったからなのか、などとも思ってしまいます。
 
ユニクロの柳井正社長が「教科書」と公言しているハロルド・ジェニーン氏の「プロフェッショナルマネジャー」(プレジデント社:副題は、「58四半期連続増益の男」でした!)を読んだときに、詳しい表現は忘れましたが、本当に忙しい経営者が机の上をきれいにしている暇などない、というようなことが書かれていまして、印象には残りましたが、読んだ当時(たぶん10年位前)には、そんなもんかな(なんだか言い訳に過ぎないのでは)と思ったものです。
 
なんにしても、やっぱり整理整頓ができている社長の方が、できていない社長より、仕事が早いのではないかと思います。結構、ものを探している時間もありますしね。言い訳はせず、机の上はきれいにしようと思います。
当然、机の中もきれいなほうがよいので、一生懸命ものを捨てるようにしています。紙ではなくデータにしておくのが基本ですね。
 
という訳で、忙しいとは思いますが、私よりでかけることの少ない社員の皆さんは、机の上、机の中の整理整頓をお願いします!私ももう少しきれいにしますので。