経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

登記印紙

先日、とても久しぶりに法務局に行って自分の会社の謄本(履歴事項全部証明書)を取りました。



金融機関で審査をやっていたころは、担保物件調べのためによく法務局に行っていたものです。公図をまず確認して、バインダーに紙で綴じてある登記簿の周りの地番を見ながら、担保に取り漏れしてない土地はないか、抵当権はどう着いているか、共同担保目録はどうなっているか、などなどチェックしたものです。今は1物件ずつしか閲覧できないので、難しそうですね。


さて、久しぶりに訪れて驚いたのが、謄本の申請をコンピュータで行うことですね。簡単にできます。呼び出し番号を与えられるので、後は、登記印紙を買って待っていて受けとるだけです。時間も数分ですみました。そのへんの私企業よりすごく合理化されてます。この20年間での投資額は膨大だったと思います。


残念だったのは、登記印紙を別のブースで買う必要があること。その印紙を持って、呼び出された窓口に行くと、ここに貼ってください、と指示されました。登記印紙のブースの人が無駄ですし、わざわざ貼るという行為がまったくナンセンスです。お金を受付のコンピュータに投入することは考えなかったんでしょうか?


システム投資の際に、今までのやり方をコンピュータ化するだけでは無駄が残ってしまうな、と改めて感じました。


それにしても昼休みもなく窓口は受け付けてくれていました。役所も変わってきてますね。