経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

今さらのROA

ROAはご存知の通り、Return On Assets で総資本利益率(総資産利益率)です。

ネットで調べると、

「企業全体の経営効率を計る指標のひとつで、資本の利用によって、どれだけの利益をあげたことができたかを示す。」

として

ROA(%)=当期(純)利益÷総資本(総資産)×100

と書いてあります。

 

金融機関に勤めていた時は、総資本経常利益率が、収益性を示す最も大事な指標だと習いましたし、

審査部にいたときに研修で、そう後輩に教えていました。

 

総資本経常利益率=売上高経常利益率×総資本回転率

という当たり前の話を良くしたものです。

 

ところでアメリカのビジネススクールでは、アカウンティングの授業で教授が

ROAというのは、営業利益÷総資産だと強調していました。

営業利益であって、経常利益や当期利益ではないことがポイントです。

 

なぜなら、経常利益や当期利益は、資本の調達方法によって(つまり利払いによって)変わってしまうからです。

Debtによる調達か、Equityによる調達か、は資産の収益性を見る上では関係ないからという言い方もできます。

Equityの場合は、PLには直接表現されなくても、高い資本コストがかかっていますし。

 

投下資本に対する利益率を計るときは、資本の調達方法はいったん除外して考えるのが妥当ということです。

 

自己資本比率がえらく高いという理由で(利払いが少ないがゆえに)経常利益率が高いというのは、収益性という意味で??という言い方もできます。まあ、日本では金利がものすごく低いので、大した話でもないですが・・・

 

ふと思い出しました。