結論から話せ!という話です。
いろんな会社の経営会議や営業会議に出席を依頼されます。
そんな中で、困るのが、結論のわからない話をする人です。
○○はどうなっていますか?という質問に対し、
回答(結論)でなく、その手前(多くは言い訳ですが)から展開し
やや脱線しつつ、最後に結論を話したりするパターンです。
結論に至らなかったりすることもあります。
だらだらと長い話をするのは、人の時間を無駄にすることですし、
他の人に我慢を強いて、散漫で生産性の低い会議にしてしまう可能性が高いです。
経営者の方や、管理者の方々は、こういった結論の見えない話をする人がいたら
我慢せず「何が言いたいのか」と質問し、会議の生産性を上げてください。
会議の冒頭に「結論から話せ」とルールを決めるのも有効です。
(経営者がだらだらと長い話をするのもどうかと思います・・・。蛇足ですが。)
私事ですが、昔、英語の小論文の試験(AWA)を受けたとき
①結論を書く。
②理由を3つ書く。(なぜか3つ)
③仮に結論が違うとした場合の矛盾や不合理を書く。
④再度結論を書く。
という型にはまっていないと減点され、何回か受ける結果になりました。
よい訓練だったと思います。
日本では、こういう教育はなく、どうしても文章や報告が起承転結パターンになりがちですので
企業では意識的な教育・訓練が必要なのかもしれません。