調子の良いときは自分の実力と思い、
調子が悪くなると政府や景気や社員のせい。
どうしてもそう思ってしまう経営者が多いのは事実です。
(私もそんな経営者の一人ですが・・・)
でもやっぱり赤字の原因は経営者です。
同じ業種で黒字の会社は必ずあります。
ブルーオーシャン戦略は簡単ではありませんが、
現状の枠組みを大きく変えなくても
努力の対象を絞り込んでエネルギーを集中させればきっと
黒字になると思います。
つまり赤字は、経営者の努力不足の結果です。
とことん努力して(まずはこれが肝心です)、
どうしても構造的に儲からない産業にいるのでしたら
業種転換も検討する必要があるのでしょうし、
もし社員がどうしようもなかったら変えていかなければならないでしょう。
どうしても日本がだめなら出て行くしかありませんね。
ヒト・モノ・カネの面で現状に引きずられるてしまうのは当然ですが、
今から事業を始めるとしたら何をしたいか、
今から雇うとしたら誰を雇いたいか(誰と仕事をしたいか)、
という思い切ったゼロベースでの発想も必要です。
なんでも変えられる(変えてやる)という気概で行きましょう!
「与えられた条件の中でとことん努力すること」と「ゼロベースで考えること」
矛盾していますが、両方とも必要なことではないかと思います。