「将来のリニア中央新幹線開通によって、名古屋、大阪、羽田空港、成田空港へのアクセスが格段に増す品川駅がオフィスエリアの中心になるのは、自然の流れである。」



「日本の不動産は黄金期に突入する！」（大谷洋司さん著）に出てきた言葉です。

大谷さんは、この本の中で丸ノ内エリアに代わって品川エリアが、ビジネスエリアとしてトップに君臨するようになると繰り返し書いておられます。



私は、JR山手線はもちろんのこと、新幹線や飛行機や京急を使うことが多いので、品川駅は良く乗り換え駅として利用するのですが、何時に来ても人が多いのに呆れます。歩きにくくて仕方がありませんし、ホームは溢れんばかりです。リニアが開業してこれ以上混んだらどうなるんでしょうか？と思ってしまいます。



ところが、先日用があって、久しぶりに駅を降りて外に出て痛感したのですが、いきなりパチンコ屋さんがあったりして、どうもあか抜けていませんね。ここが日本のビジネス街の中心になるのは、相当に遠いなと思ってしまいます。



逆に言えば、今のうちに品川に品川に地盤を築いておけば、将来ラッキーな目に会う可能性もありますね。しばらく時間はかかりそうですけど。



実は約5年前、会社のオフィスを探しているとき、交通の便から、品川を有力候補にしていたのですが、ろくな不動産がなく、断念しました。で、弊社のオフィスは、目黒になったのですが、やっぱり品川にしておくんだったかなあ、と思ったりしています。

（話はそれますが、目黒駅は、アマゾンジャパンの本社や、スターバックスの本社が最近近くにできてますし、ようやく再開発も進みそうです。）



それにしても東京の人口はこの10年余りで100万人も増えているそうです（ニューヨーク市は10年で17万人増）。日本で、資産インフレが本当にあるなら、東京がやはり焦点になるでしょうね。その中心は品川なのでしょうか？



今回は軽い話ですみません。