明けましておめでとうございます。
本日の日経新聞を見ると、主要企業20社の経営者へのアンケートによれば日経平均は「年後半に2万円台」の見方が大勢とのことです。そうなると良いですね。
ちなみに、有望銘柄は、1位トヨタ自動車、2位信越化学、3位日立製作所、4位富士フィルム、5位東レと、なかなか常識的ですが、面白いメンツです。
ただ、このブログでも何回も触れていますように、全業種・全業態・全地域で、景気が良いということは金輪際もうないと思っておいたほうがよいです。同じ本日の日経の「主要30業種の天気図」という記事を見ても、パッとしない業種が多かったです。「晴れ」は、人材派遣と通信だけでした。
まして中小企業では、がんばってまた1年(あるいは数年)凌いでいれば良い時代が来ると言うことは絶対にありません(あっても「たまたま」です)。逆風の強い環境では、そこでそのままがんばることは「悪」と考えた方がよいでしょう。
中小企業の強みとしてよく挙げられる「機動力」「小回り」は、単に顧客対応ということだけでなく、会社の方向性を変えていくことに発揮したいところです。そのためには常に情報収集と勉強の上ででの試行錯誤が大事です。
私も、中小企業の経営者として、ことしは今まで以上に「動く」ことにします。
「動く」と言っても、こんなに新幹線に乗ったとか、という移動自慢をしたいということではもちろんありません(ちょっと自分への戒めです)。ルーティン仕事の比率を下げて、新しいことにチャレンジするという意味です。
いろいろと動けない理由を言うより、まずは動いて、反応を見て、そこからヒントをつかんで次に向かう、これを心掛けたい1年にしたいと思っております。
本年もどうか宜しくお願いします。