だいぶ前のこのブログで、「いつもありがとうございます」と言われるのが、意外なほど嬉しいという趣旨のことを書きました。
そういえば最近あんまりこの言葉をかけてもらってない気がします。
某航空会社を利用するときに、以前はゴールドメンバーとか(私を含む)が、搭乗のためにゲートをくぐると、ピカッと印が出て「いつもありがとうござます。」と、必ず声をかけてもらえました。
ところが、マニュアルが変わったらしく、ここのところカードをかざしても「ポン」という電子音(おそらくゴールドメンバーであることを示す音)はするのですが、近くにいる係の方からは全く声がかかりません。
無視された気になります。
かなり寂しいです。
ヤマト運輸とか佐川運輸とかの配達員の方の態度も、以前ほどは丁寧ではなくなってきました。
忙しすぎるのでなんだか苛立っているようです。
不在で再配達をお願いする電話の対応が著しく悪いと聞きました。
「行きつけ」だったワインショップでも、(最近あんまり買ってないので仕方がないのですが)以前に比べて笑顔で話しかけられることがなくなっています。
景気が良くなり、人手不足が蔓延して、大手を中心に、(やってられないとばかりに)サービスの質が低下しています。余裕がないのでしょう。
こういうときにこそ中小企業の(ありきたりの言い方で恐縮ですが)ハイタッチなサービスが、顧客の心をつかむチャンスなのではないかと思います。
自社のサービスの質について、今一度点検してみませんか。
まずは笑顔と「いつもありがとうございます」の精神が大事かと思います。
コストはかかりません。ぜひ。