昨年来から、複数の社長から「野村さん、ボヘミアンラプソディーは観ましたか?」と聞かれました。
この方々は40代後半です。
どの方も、「いやー、彼女(奥さんかどうかは??)に無理に連れて行かれたんですが、良かったですよー。」
という感想です。
クイーンのファンの方々ではありません。
(それどころか、クイーンとKISSを混同している有様で・・・)
なんでもこの映画、興行収入が100億円を突破したようで。
調べてみると、日本歴代の映画でトップ10入りですね。
(ちなみに「踊る大走査線THE MOVIE」が101億円で9位です。)
なんでこんなにウケているんでしょうか?
私自身は、クイーン全盛期に中学生だったので、リアルタイムで曲は知っていますし、
メンバー全員の名前も言えます(もちろんKISSとの区別はついています)。
ただ、当時は、女性がキャーキャー言う対象だったので、
男どもはみんなファンですとは言えず、ちょっと引いていたのではないかと思います。
その男どもも、今回、やっぱりクイーンは楽曲がいいよね、とか
フレディ・マーキュリーは凄かったな、とか
で、堂々とクイーンの支持を表明できているんではないかと。
で、マーケティング的なインプリケーションとしては、
①良いものは、やはり良いので、温故知新は永遠の真実。良いものを掘り起こしたい。
②「口コミ」(SNSを含む)パワーは、想像以上に凄い。
③女性にウケれば、男もついてくる。
というあたりでしょうか。
軽い話でした。