今夜はハノイにある日本の現地法人の方に教えて頂いたレストランで美味しいベトナム料理をたっぷり食べました。
ワインのセレクションは今一つでしたが(ピノノワールがない・・・)
今回のベトナム訪問の目的は、日本への技能研修生の「送り出し機関」の視察です。
ご一緒したのが、10年以上にわたってベトナムから研修生を受け入れていらっしゃる四国の会社の社長と
これから受け入れたいという社長の方々、合計5人での出張です。
なんだかんだでお金まみれになりそうな、ベトナムらかの研修生制度の受け入れの全体像もわかりましたし
送り出そうとするベトナム側の熱心さも勉強することができました。
最近では、売り手市場に変わりつつあるようですが。
送り出し側で教育をしている会社を訪ねました。
ともかく軍隊的に日本語や「5S」や「ホウレンソウ」から「できないという理由を探すのではなく、どうしたらできるか考える思考法」やトラブル時の「謝り方」まで念入りに教育していました。
廊下ですれ違うと「こんにちは!」とものすごく元気な声で挨拶され、ややタジタジです。
全寮制で毎朝5時40分に起きて、ラジオ体操(腕立て伏せ)、授業、自習のプログラムです。
実際の授業に闖入して、「日本に来るにあたっての心配事は?」と質問したところ
「地震があったらどうしたらよいでしょう?」と聞かれました。
ベトナムでは地震はないようです。
ともかくとても真摯で「すれていない」若者と対峙すると、
自分自身の中途半端さが浮き彫りになって、なんだか、とても「反省した」一日でした。
ベトナムの研修生が真面目に働いてくれそうなのは間違いないです。
とくに3交代制の会社では、「シフトに穴を開けることがない」存在として、
本当にありがたいとのこどです。
いろいろとウラ話も聞きましたので、
皆様とは直接お会いした際、お話したいと思います。