遅くなりましたが、皆さま、あけましておめでとうございます。
私は、それほど信心深い人間ではないのですが、初詣は何年も欠かさず、目黒不動尊に行って、良い年になりますようにとお祈りしてきます。一昨年目黒から恵比寿に事務所を引っ越してしまいましたが、目黒とは、金融機関で地区の担当だった時期から30年くらいの関わりがありますので。
初詣の帰り道(行く道でもあるのですが)には、八つ目うなぎの「にしむら」さんという店があり、蒲焼きの香ばしい煙に、我慢できずに並んで買ってしまってます。美味しいので、行列が絶えないお店です。
以前から不思議に思っていたんですが、何故、うなぎの店が近くにここしかないんでしょうか?回りには、お茶の店?や、お肉屋?や、くたびれた食堂はあるのですが。
失礼ながら、さびれたそういった店を続けるよりは、にしむらさんのコピーをやったら、にしむらさんほどではなくても、かなり流行るのではないかと思ってしまいます。
うなぎじゃなくても、焼き鳥でもよいかもしれません。煙りが出ていて、うまそうな感じが出てれば。
もちろんすぐ近くに似た店を出したら、いろいろと軋轢を生むとは思いますが。
中小企業でも、にしむらさんは儲かっていて、生産性は高いです。回りの店は儲かってない。デービッドアトキンスさんの言うように、規模が生産性を規定している面はあるにしても、やっぱり経営者の(差)問題が大きいんではないかと思ってしまいます。さっきと転身せず、革新なく継続しているだけでは価値はありません。
品川駅の焼き鳥を売ってる店は流行っていますが、その周りの店はそこまで流行ってません。SCなどもそうですが、リーシングがきちんとしている商業施設では、人気のある業種業態を出すと、独占的利益が転がり込むことがあります。そこに出店できないというのは仕方がないんですが、路面店はかなりの自由が効くのですから。
さて、初詣では、いつもおみくじを買いますが、ここのところ毎年、末吉とかしか出ません。ともかく「調子に乗り過ぎるな」と警告を受けているような気がして、身を引き締めています。
どうか本年も宜しくお願いします。