教科書的にいいますと、社内の稼働率が低い場合は、
外注を削って内製化すると限界利益が社内に取り込めるので
極力内製化すべしということになります。
内製化しても固定費が増えない(例えば同じ人数でできる)、ないし
限界利益の増加ほどは増えないならば、儲けが大きくなるからです。
短期的には、とても重要な策と思います。
しかし、社内の稼働率がいつも高いと、
新規のお客さんや新規の製品を提供する余裕が
ないため売上が増えなくなってしまいます。
また、稼働率が高すぎると、クオリティが下がる懸念が
どうしてもでてきてしまいます。
ですので、社内は少し遊びがあっても、
外注は残しておいたほうが良い場合があります。
(できれば固定費は抑え目で)
受注増が見えていても
なかなか内製のキャパシティを上げる決断を
し難い経済情勢が続いています。
(これからもずっと続きそうです。)
外注をうまく使うワザを身に着けておかねばなりません。
次回はそのワザなどについて触れてみようと思います。