経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

外注をうまく使いたい その2

地味なテーマですが、

外注についての「その2」で、

外注を使う際の、ポイントです。



①できれば自社の良く知っている内容の仕事を外注に出したい。

自社でできないこと(設備的に無理なこと)は、外注に出さざるを得ないのですが、

できれば、常に、営業能力>内製能力としておき、

自社でもできなくはないが単純に忙しいために捌けないから外注に出す、

というのが好ましいです。

QCDの勘所を知っている内容を外注すれば、

外注先との交渉は楽で、足元を見られることもありません。

反対に知らないことは、高くつくことが多いです。



②できれば丸外注(一貫外注)で出したい。

部分部分で外注に出すと、管理工数や横持ちコストが多くの場合

想定より多くなって、採算が悪くなります。

また、不良が発生したときに誰の責任なのか、いちいち追及して

交渉するのはしんどいですので、一貫が好ましいです。



③できれば品質的に信用できるところに出したい。

当たり前ですが、結果的に安くつくことが多いです。

品質を保ったまま、価格の交渉はできますが、

反対は(価格を保ったまま、品質を上げてもらうことは)

難しいです。



ほかにもいろいろとあると思いますが、

又の機会にします。