経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

ルーティン仕事比率を下げる

ルーティン仕事比率の話の続きです。

会社で給料の高い人ほどルーティンの仕事ばかりやっていては

いけないという話でいた。



ルーティン仕事の比率を下げるためには、まずは

自分がいったいどんな仕事に何時間かけているのかを

だいたいで良いので把握することが大切です。

1週間とか、1ヶ月間とか、少しまめに記録をつければわかります。



かなりの人が、決まりきった(他の人に任せても良い)仕事で

忙殺されていることが判明すると思います。



さて、どれだけルーティン仕事の比率が高いかを認識したら

それらいつも定期的にやっている仕事を

①時間をかけずに、もっと簡単にできる方法を考える

②誰かほかの人にやってもらう

等の工夫が大切です。



ルーティン仕事であっても、だいたい相当に自己流なことが多いので

①をやらないと、②もできないことが多いでしょう。

それでも割り切って、乱暴に②を実施することを推奨します。

他の人のほうが、冷静に(愛着なく)整理できたりしますし。

また、自分がやっていると合理化できないことも

他人にやらせて、その人に文句を言う立場になると、事が進んだりします。



①を追求する場合は、大胆に、「それって本当に必要か」

「しなくても大勢に影響ないのではないか」という観点で整理する必要があります。

第三者の意見(上司とか、同僚とか、コンンサルとか?)を聞いてみる

のも有効でしょう。

自分の判断を疑ってかかることもたまには大事です。



ともあれ、皆さん、がんばって非ルーティンの付加価値のある仕事の

比率を高めましょう。