この1ヶ月で本を15冊ほど読みました。
その中からお薦めの本を小説を中心に選んでみました。
夏休み中に読まれてはいかがでしょうか。
いずれも最近出版された本です。
①「社長のテスト」山崎将志
ビジネス小説です。何をするために貴方は経営者をしているのかが問われます。あっという間に読んでしまいました。どうやったらこんな話思いつくのでしょうか。才能を感じますね・・・
②「トッカン the third 」高殿円
シリーズ3作目が出たので読みました。税務署絡みのトピックスのおもしろさと、推理小説的な楽しさと、人情話。2作目よりも私は好きです。小説とイメージ違うと文句を言いながらTVドラマも見ています。
③「中国崩壊か繁栄か?」副島隆彦・石平
実は7月に某所で行った講演の材料集めに読んだ本です。副島氏の本は、やたら危機を煽る傾向があって、タイトルにつられて買っていつも後悔していましたが、この本は対談のためバランスがとれています。中国の現状を知るには良い本なのではないかと思います。
④「日本銀行デフレの番人」岩田喜久男
人口が減っていても、輸入物価が下がっていてもインフレの国が多いのになぜ日本だけがデフレに苦しむのか。今週のヴェリタスの書評では、日銀主犯説は亜流とのことでしたが、著者の理論は痛快です。
⑤「勝ち逃げの女王~君たちに明日はない4」垣根涼介
ご存知リストラ請負人を主人公とする小説の第四弾。今回は、JAL・山一・ヤマハなどに取材したリストラ劇で、なかなか良く調べてあり、勉強になります。ストーリーも面白いです。このシリーズもNHKでドラマ化されてましたね。
ほかにもお薦めしたい戦略本などがありますが、またの機会にします。
(前回のブログの続きは、次回以降にします。すみません。)