「いつもありがとうございます。」

と言われて悪い気はしません。



私は仕事柄、移動が多く、飛行機もよく乗るために、

ＡＮＡの○○メンバー（つまり良く利用する人）になっています。

搭乗時に、カードをかざしてゲートを通ると、

従業員さんにメンバーとわかるようにサインが点灯するらしく、

「いつもありがとうございます」と言ってもらえます。



大手企業は、お金をかけてシステムの力でこうしているわけですが、

結構、これだけでうれしいです。（恥ずかしい限りです。）



そのくらいでうれしいのですから飲食店や小売店で、

お店の方が顔を覚えていてくれて

「いつもありがとうございます」と言われると

相当良い気分です。



一方で、何回も行っているのに

まるで初めてのような対応を受ける店もあります。

（たいした客ではないですし、顔に特徴がないから、という説もありますが・・）



中小企業の場合、大規模なシステムではなく、

社長、店長や従業員さんの個々の力で、

お客様にリピーターになってもらうことが大事ですよね。

一部の人を除いて自然と身につく力でもないので、

組織として合目的的に取り組むのと

そうでないのでは圧倒的に差がつくはずです。

その取り組みの第一歩が、お客様の顔を覚えて

「いつもありがとうございます。」なのではないかと思います。