今夜は、久しぶりに旧い友達と再会して話をしたのでやや感傷的な話になってしまいそうですが、
私がサラリーマンコンサルタントをやっていたときの上司であった人(社長)が私に掛けてくれた良い意味で「心に刺さった言葉」を思い出したので紹介したいと思います。
①「そのくらい(私が)なんとかするから大丈夫だ」
私がクライアント企業の乾坤一擲のM&A案件に絡んでいたとき、買主候補に前払金を支払ってもらったのですが、契約を巡ってトラブルになり、私は窮地に陥りました。その買主候補にはお前が保証しろ(補償しろ?)と詰め寄られました。状況を上司(社長)に相談すると「大丈夫だ。そのくらいいざとなれば(会社で)支払ってやるから、思い切ってやれ」と言ってくれました。
この言葉で私がどのくらい救われたか・・・。奮い立った私は、このディールを別の買主(上場会社)との間でまとめて、会社に相当な利益をもたらしました。
②「君の話、聞いてみたかったよ」
私がまだ講演などの経験があまりのないころ、さるところから依頼された講演について、いろいろと考えて自分としては工夫して内容を詰めて話をしました。講演は好評だった(?)のですが、講演してしばらくしてから「この前の君の講演、聞いてみたかったなあ」と、講演のプロである上司(社長)に言われました。これを聞いたきは「認められた感」があって本当にうれしかったです。
とまあ、冷静に振り返ればたいした話でもないのかもしれませんが、
根が単純な私としては、その時々に非常にモチベーションが上がった記憶があります。
というわけで本日の教訓は、
経営者としては、社員を奮い立たせる言葉を(たまには)発したいところですね(発していますか?)・・・ということでした。
では、おやすみなさい。