経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

三枝会長退くの記事に思う

久しぶりのブログです。だいぶ空いてしまいました。すみません。



先週は、連休前ということでスケジュールが過密で、なかなか大変でした。

事務所にいたのは、月曜日の午前中2時間ほどと、金曜日の19時以降だけでした。

月曜日都内の会社の経営会議

火曜日午前中名古屋の会社の役員会、午後東京に戻り、夕方から北海道に向い夜は会食

水曜日~木曜日北海道の会社で、社員全員と個別面談

金曜日午前中埼玉の会社の経営会議出席、午後は千葉で会社社長と面談



と古傷の左膝を引きずりながら移動しまくった1週間でした。



そんな中、木曜日(24日)の日経を読んでいたら飛び込んできた記事が、

ミスミグループ本社の三枝匡会長の退任のニュースでした。



三枝さんといえば、私の大学の先輩でもあり、ボストンコンサルティング国内採用一号生で、

事業再生家(ターンアラウンドマネージャー)の走りとして、

コマツの事業部などの再建に関わり火中の栗を拾い続けていらっしゃいました。

その間の活躍ぶりは、三部作「経営プロフェッショナル」「経営パワーの危機」「V字回復の経営」で垣間見ることができます。(どれも名作で、私のバイブル的な本です。ぜひご一読をお勧めします。)



戦略性を大事にしておられて、あまりアメーバ経営(細かい単位での損益把握)とか、企業風土改革的なアプローチはお好きではないようで(私の解釈です)、そのあたりの嗜好性も面白いです。



2002年に、オーナーに三顧の礼でミスミの社長に迎い入れられ、12年間で、売上を500億円から1700億円にしたということです。



三枝さんは、ファンが多く、また「経営者を育てる」ことに力を注いで来られていまして、私の友人の友人などは、三枝さんを慕って実際にミスミグループに転職したそうです。ともかく教えを乞う、話を聞けるだけで幸せと伝え聞きました。



69歳ということで、後進に道を譲られたようですが、今後のご活躍にも期待しています。



2002年にミスミ社長ということは、57歳からですよね。

まだまだ自分も頑張らねばと思いました。