経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

ユニクロの驚くべき給与水準を見て考える

ちょっと前の記事ですが、日経ビジネスの3月24日付けにファーストリテイリング(グループ)の給与体系が載っています。



30歳~で787万円(スーパーバイザーとかスター店長とか)

33歳~で978万円(スーパースター店長、部長、リーダー、本部社員)

36歳~で1481万円(職種としては同上)

41歳~で2068万円(職種としては同上)



執行役員になれば、39歳~で6221万円



一番上の63歳4億円(創業者)は、別格としても、

これが事実とすると、恐るべき高額の給料ですね。



総合商社よりも高いかもしれません。

たいしたものです。

おそらく、世界的なアパレル企業に比べても(トップは別としても)全く遜色はないでしょう。



もちろんブラック企業とかなんとか文句を言っている社員は、

全くこの高給体系の恩恵には与れないでしょうけど・・・



単価の低い商品を売りながら、いわゆる「下流」の生活(=自己満足を最大限追求し、しばしば、自分探しをしてしまうような人たち)とは全く違う人生を、この企業の社員が歩んでいるかと思うと、なんだか感慨深いです。



今年に入って、何店舗か海外のユニクロを見ましたが、確かにがんばっていますよね。

店舗にも広告にも金をかけてますね。

それが成功を保証するものではないとしても、勝負に出ていることはわかります。



中小企業とは全く別の給与水準ですが、こういう企業も出てきていることは、

経営者としては知っておく必要があるかと思います。