経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

売れる販売員は休日に・・・

「売れる販売員は休日にサービスを受けながら学び、ダメ販売員は休日に仕事のことを忘れる」

内藤加奈子さんという方の、『売れる販売員とダメ販売員の習慣』(明日香出版社)の一節です。



この本は、初版が2012年11月で、すでに第30刷(私が買った段階です)まで増刷されています。

すごいですね。この方は他にも何冊も販売員に関係する本を出されていますが、どれも面白く読ませてもらいました。実践派のノウハウ本は好きです。



小売・飲食・サービスの業界で働いている方であれば、休日に、レストランでホテル旅館で小売店で

客として体験することで勉強になることが多いのは当たり前です。



それなのに、私たち消費者は実体験としてお店によってサービスに大きな差があることを感じますよね。他社・他店に学んでいないお店がなんと多いことか。メーカーと違ってある意味ノウハウは盗みたい放題なんですけどね。競争が緩いのでしょうか。



旅館が好きで、たまに利用しますけど、まずまず一流と言われているところでも、サービスが今一つのことがあります。評判の良い同業者の旅館に経営者や社員がたまには行っていればあんなことはないのではないかと思います。旅館業は社員研修がしやすい業種です。それなのにサボっていると言われても仕方がありません。



休日には仕事のことを全く忘れてリフレッシュすることを押す考え方もあります。

その効果が全くないとは言いませんが、リフレッシュしたら新しいアイディアが本当に出るんでしょうかね。少なくとも経営者や上を目指すビジネスパーソンはそんなことでは競争に勝てないんではないかと・・・



私自身30代前半まで(サラリーマンをやっていたとき)は、仕事とプライベートに線を引くことが好きでしたので恥ずかしい次第ですが、あのままいったら今日の自分はなかったと思っています。