ネスレジャパンの高岡社長が、カンブリア宮殿で、一般の会社員は通常、働いている時間の7%しか考えていないと言っていました。
同社長は、「個人の発想からしかイノベーションは出ない」という考えで、「考えること」を奨励し、4年間で利益を5倍にしたらしいです。
この話、原因と結果の関係については鵜呑みにはしませんけど、確かに、どんな会社でも、仕事をしている時間は長くても、あんまり考えている時間はないのかもしれません。
1日8時間労働とすると、7%は約30分ですよね。
ちょっと違う話ですが、先日クライアントの社長から教えていただいたのです(また聞きです)が、ある経営者は、寝る前に30分間はじっくりと考える時間をとるということです。
目先のやるべきこと、ルーティンの仕事ではなく、これからやらなばならないこと、将来への布石、中期的構想などについて練っているようです。
はっとさせられる話でした。
私自身、仕事をしている時間は短くはない(移動している時間が長すぎる・・・)ですけど、ひょっとすると、考えている時間比率は、7%以下なのかも・・・と反省した次第です。