随分前にこのブログで、「好奇心がある」かないかを見分けることが、新人採用おいて大事であると書きました。
これに近いような記述を、最近見つけました。
「どんな分野のどんな仕事でも、優秀な人というのは『面白がる才能』の持ち主だ。面白がるのは簡単ではない。人間の能力の本質のど真ん中といってよい。時間をかけてでもそうした才能を開発できるかどうか。ここに本質的な分かれ目がある。」
楠木健さんの「戦略読書日記」(プレジデント社)の一節です。正月に書棚を整理しているときに見つけました(私は、読んだ本の「これは」と思う箇所には付箋をつけています。本に線を引くのは好きじゃないのですけど。)。
「面白さのツボがわかればしめたものだ。面白い論理との出合いを求めて勉強が進むようになる。」とも書かれています。そうでないと、「具体的な断片を次から次へと横滑りするだけで、知識が血や骨にならない。」とも。
2018年のスタートに当たって、自分が仕事を「面白がっている」かどうか、ちゃんとチェックしようと思いました。
同時にクライアントの経営者の方々が、どうなのか、そして弊社の社員がどうなのか、気を配っていこうかと、柄にもなく思った次第です。