弊社のクライアントでなく、したがって財務内容を知っているわけでもないんですが、絶対に儲かっていそうな会社が身近にあります。
目黒で言えば、
予約の全く取れない焼き鳥屋(ミシュラン星1つ)
夕方の開店前から行列のとんかつ屋(外国人も多い)
寒いのに店の外にも客が並んでいるカレーうどん屋(香りで呼び寄せます)
私も顧客にされてしまった歯医者(徹底的にチェックされます)
は、かなり儲かっているのは間違いないです。どれも弊社の事務所から徒歩3分以内です。
しかも、正直言ってミシュラン付きの焼き鳥屋以外は、コピーできそうです(などと言うと怒られますけど)。
あとは、メイテックなどの技術者派遣の会社。どこの会社の設計者などが不足しているので、本人の年棒の倍も払って派遣していただいています。
一般の人材紹介会社も、景気の拡大と人手不足を背景に大変な賑わいです。年収の30~35%とかを採用した会社は支払うわけですが、この30〜35%というのが妥当なのかどうかは???です。ものすごい力量のヘッドハンティングの会社であれば別なんでしょうけど。
そしてM&Aの仲介会社ですね。これはもう「ものすごく」儲かってます。大手から中小規模まで。公的な資格はいりませんし、ノウハウも(正直言って、そして一部の方々を除いて)「言うほどは」なくてもできてしまいます(これも怒られそうです)。
というわけで、世の中には、ものすごい技量や参入障壁や資金力がなくても、半端なく儲かっている会社があるわけです。それなのに、どうして儲かっていない事業を続ける必要があるのか?
雇用確保といっても、これだけ有効求人倍率の高い世の中になっていますし、生産性の低い事業に人を閉じ込めておくのは、日本全体にとっても良くないです。
というわけで、もういちど、儲かっていない事業をしている方は、なぜ今の事業を続けていくのか、ほかの手立てはないのか、考えてみたほうがよいのでは、と改めて思いました。隣の青い芝ばかり見て・・・ですが。