経済産業大臣認定 経営革新等支援機関

「円高だから利益を出せないという経営者はいらない」

ご存知、先週の決算発表記者会見での、日本電産・永守重信社長兼会長の言葉です。その言葉通り業績は順調で、2017年3月の連結純利益見通しを従来予想から20億円引き上げ、初めて1000億円の大台に乗るとのことです。  ...

「ぶれないこと」の価値はどこまで高いか?

ミッションとかビジョンとかあるいはクレドとかを定めている企業は多いです。 弊社でも定めております(掲示はしてはいませんけど仕事ぶりという意味では浸透しているはず・・・オフィスを移転したら張り出そうかなあ・・・、 ...

相手の知っていることで演説しない

歳をとるとどうも「同じ昔話」を「同じ相手」にしてしまうらしいです。これは私に大いに当てはまることで自分で気が付いて反省するほどです。ですので、なるべく同じ相手に同じ話はしないようにしてはいますが、気を許すとついやってしま ...

「社長室を作ってほしい」

「社長室を作ってほしい」と言ったのは、ある会社の幹部社員です。社長自身ではありません。 以前、人材不足が宿命の中小企業で、社長という「一番できる」(とは限りませんが、まあ一応できるはず、あるいは会社のことを一番 ...

「営業力の強化」というテーマについて

よく経営課題の一つとして「営業力の強化」を掲げる会社があります。それ自体は至極もっともなことです。売上が上がらなくては話にならないので。 シンプルな手段としては営業員の数を増やすことかと思いますが、「営業員を増 ...

プライベートバンカー

最近読んだ本の中では、清武英利さんの「プライベートバンカー」(講談社)がおもしろかったです。いろんな意味で。 ①舞台であるシンガポールの経済:一人当たりGDPが52千ドルで日本の1.6倍と断然上であり、数字で見 ...

捨てられない世代の功罪

何週間か前にも大雨で電車が動かなくなり帰れなくなりましが、本日も台風のせいで、空港に足止めされています。で、ブログを書いてみました。*********売れない在庫を抱えて倉庫は一杯なのに、捨てることはもちろん安値で捌くこ ...

自分のマネジメント・スタイルを考えてみる

今日は部下に対してどういう対応をするか、を取り上げてみます。櫻田毅さんという方によれば、「マネジメント・スタイル」とは、外資系企業でよく使われる言葉で、チーム運営や部下との関わりにおける「軸となる姿勢」のことだそうです( ...

リスケ状態からの脱出

金融円滑化法(2009年〜2013年)は、ゾンビ企業を延命させ、「構造改革」を遅らせた悪法と言う人もいましたが、借入金をカットしてもらうわけではなく、月々の返済額を収益力に見合ったものにして、補助金や公的保証の拡大ではな ...

賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ、というが

「賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ、という格言があるそうだが、私の考えでは、賢者の側にいたければこの両方ともが不可欠である。」と塩野七生さんは書いています。この格言は、ビスマルク宰相からきていることで有名ですね。「歴史( ...